flower border

テレジアの蒼い小窓

日々の暮らしの中で感じたこと・・他のひとにも聞かせてあげたくなる話・・人生しみじみする話・・ 胸キュンの話・・等など・・気軽に遊びに来てください。 テレジアの蒼い小窓はいつでも開いています。

宇佐神宮~越後湯沢温泉の旅!~その③~

Category旅の思い出
2018.03.25
2日目は宿をとった中津市内を少し観光してから湯布院に行くつもりでした。
中津市から湯布院まではJRで2時間くらいで行くので、中津市内で時間をつぶさないとなりません。
でも、旅の前から色々中津市の観光スポット調べてみたのですが、イマイチ、ピンとくるものがなくて困っていました。
黒田官兵衛のおひざ元で、お城があったり、福沢諭吉の生家があったりするのですが、あまり興味がわかず、耶馬溪まで足を延ばすには距離も時間も季節的にもやっぱりベストではないと思われ・・当日まで決まっていませんでした。
こういう旅を楽しむのもいいか・・という気持ちもありましたが、さて。。どうしようか?


DSC08500.jpg



DSC08501.jpg


そんな中・・私の興味を引いたのが「青の洞門」でした。
青の洞門!!
子どもの頃に母から聞いていた昔話の中の忘れられない物語のひとつ・・青の洞門・・。
「青の洞門ってここだったの~?本当にあったのね~」っていう気持ちでした。

母から聞いていた物語というのは「その昔・・侍だった人物が上司をあやまって切り殺してしまい、その罪をあがなうのに、僧侶となり全国を巡り、とある山間難所でそこを通る人々が滑落するなどの難儀をしているのを見かねて、ひとり、ノミ一本で洞窟を掘った。その姿に最初の頃、近隣の住民は気が狂っているなどと揶揄したが、30年の歳月をかけた頃には・・僧侶の目は見えなくなり・・座ったままの作業のために立ち上がることもできなくなっていた。あともう少しで貫通するところまで来た頃には、皆が彼を尊敬するようになり慕われていたのだが、殺された上司の息子が仇討にやってくる。僧侶は仇討の本懐を遂げさせようとするが、貫通が今少しだから待って欲しい、それが終わったら・・との懇願と、彼を慕う人々の気持ちに打たれた息子は一緒にノミをふるうことに・・。そして、貫通したとき、僧侶は彼の手に討たれようとするが・・復讐の念に燃えていた気持ちはすっかり浄化された息子は彼を許す・・」というお話・・。

子ども心にもすごく印象深く、感動したのを覚えているし、青の洞門、という名前もずっと頭に残っていた。

その場所があるのが、耶馬溪という中津市から車で小一時間ほどの場所。
歩きではもちろん行けないし、私は車も自転車もダメ・・。
観光バスで巡るほどの時間的余裕もなかった・・。
となると・・タクシーか・・と思い、駅前の観光センターで聞いたら、青の洞門と羅漢寺の両方で1万5千円の観光タクシーがあるとのこと。
その時には羅漢寺っていうのがあまりピンときていなかった私ですが、観光ガイドには必ずあった寺でもあったし、距離的にも青の洞門と近いので、この2か所に行くことに決めた。
タクシーはどこで?と聞くと、「ここの前駐車しているどのタクシーに乗ってもOKですよ。観光ルートは知っているから」というので、適当に乗り込み行き先を告げ、往復時間の確認と料金の確認をしたら、ナント!!

「そういう観光ルートがあるって言ってましたか~?はて・・ちょっと僕は聞いたことないな~」と初老の?運転手さんが言います。
「あら~そうなんですか~・どこのタクシーでも大丈夫って言っていましたが・・違いますか~?」
「その観光所では時間とか金額とか何て言っていました?」
このやりとりで・・私は内心・・大丈夫かな~と思いました。また、ここでどう言うかによって時間も金額も変わるかも~と思いながらも・・思い切って言いました(笑)

「金額は・・往復で1万円前後くらいとか。時間は2時間と聞いています」と。
そしたらその運転手さんは「そうか~。1万円前後・・。それだと普通乗車にしたほうがいいのか・・貸切にしたほうがいいのかな・・」と・・。

何とはなしに人柄の良さが伝わってきたので「私はどちらでも1万円前後ならいいのですが、ただ帰りの時刻はJRに乗るので14時までにお願いしたいのと、私が観光する間、お待ちいただくのに・・乗車料金が・・」というと「いや。そこは切っておくから・・普通乗車でも、もう少し安くいけると思う・」と!
ということで・・普通乗車スタイルで、耶馬溪にある、青の洞門と羅漢寺に向かいました!

途中・・・運転手さんの知っている限りの道すがらのお話もしてくれながら・・!

そして・・青の洞門に着きました!!


q.jpg
青の洞門
遠くからの眺望です。


w.jpg
青の洞門の表示です。

この洞門というか道路は一般車道になっていますが、中に入ると・・↓

e.jpg
禅海和尚が手堀をされた当時の洞窟に入ることができます。


r.jpg
ここが和尚が長年(30年以上)にわたって掘り続けたあげくの最初に開けた穴(窓)
ここから外を眺めると・・流れる川沿いにできた洞穴ですが、明かり窓でもない限りは真っ暗で、本当に難儀の場所だったということが感じられました。


この洞窟を進むと・・中に禅海和尚の像が・・。

t.jpg
左から薄紫の光が・・。


y.jpg
像は単なる像ですが・・前の写真にあるような後姿になぜか・・すごく心打たれました・・。


u.jpg
ここが出口になりますが、私は、もう一回この出口から中に入りなおして、往復しました・・。。
それくらいに何か感じるものがあり、立ち去りがたかった・・。

途中、中国の観光グループ数人が往復する私を怪訝そうに見ていました~(笑)

トンネルを抜けて・・タクシーが待っている場所まで歩いていきます。


DSC08450.jpg
ここから川沿いに降りて行くと「禅海和尚の手掘りの洞門」があるとのことで、急な小道で足元危なかったけど、行ってみました!


dプ門
このあたりから掘っていったらしいです。
途中何回か入口や掘り進める場所を変えたので、こうして、その跡が残っているのでしょうか・・。
岩の感じはもろいようにも思えます。
川が近いので湿気もあったでしょうし・・もろい感じの岩とはいえ、ノミでよくもま~と思います。



同門3


どうもん4
入ってきた洞窟の反対側の広場。
ここにタクシーが待っていてくれました。

さ~。次は羅漢寺です。



0 Comments

Post a comment